それでも私は生きて行く

アラサー独女、楽しく元気に生きていきたいだけなのに。

私が死にたいと思う時

あ、死にたいかも。

 

重い身体をモゾモゾと動かし、枕元のスマホを確認すると、時刻は午前9時を過ぎたところ。

カーテンの隙間からは暖かい光が差し込み、当てがなくともとりあえず外出してみれば、それなりに楽しい休日が過ごせるだろうと容易に想像がつく。

 

でも、起き上がる気にはなれない。

 

別に昨晩夜更かしをしたわけでも、深酒をしたわけでも、仕事で失敗したり、何か嫌なことがあったわけでもない。

何もない、ただ一昨日までと同じ1日を昨日もただそうやって過ごしただけだ。

 

それなのに。

この暗い気持ちはなんだろうか。

 

そこまで考えてはたと思い当たり、スマホのとあるアプリを開く。

やっぱり。

明日は今月の生理予定日。

なるほど、このモヤモヤと気持ちの悪い感情は、いわゆるPMS、生理前症候群の症状だ。

 

私がこの生理前の症状に気がついたのは、大学をいよいよ卒業しようという時だった。

それまでもずっと、訳もなく死にたくなったり、急に全てが無意味に思えて涙が溢れたり、到底正常とは思えない精神状態に陥ることが度々あった。

それが生理前の症状だと気づくまで実に3年以上もかかったせいで、「私って精神がぶっ壊れてるんだな」と思いながら何年も生きる羽目になった。

 

女性の生理前の症状というのは、それはもう信じられないほどの多岐にわたる。

腹痛頭痛腰痛などの痛み全般から食欲増進はたまた不振、イライラしたり落ち込んだり。

私の場合は精神面にほぼ集約されるのだが、これが存外きついもので、「あ、死にたい」とある日突然思うのだ。

 

それが生理前の一時的な症状だと気付いてからも、だからなんだというのだ、という感じ。

だって、たとえ一時的だろうと、その瞬間は本気で死にたい、もとい「消えて無くなりたい」と考えている。そう、本気で。

辛くて悲しくて生きていられない。

そんな感情が毎月襲ってくる。

それって、単純に「生理前だから」で済む話だろうか。

 

そしていつからか、これがもはや生理前だからなのか、本当はそういう感情を常に抱いているけれど、認めたくなくて生理前のせいにしているのか、とも考えるようになった。

確かにそんな激しい感情は決まって生理前に湧き起こるが、実は普段からうっすらと「このままでいいのか」「あぁ、もういっそ消えてなくなれたら楽なのに」とかそんなことを考えているのではないか。

 

私はいわゆるアラサーという世代。

人生の岐路に立っている、と思い始めてはや数年。

周りは結婚に出産、人生のステージを着実に変化させていく中、

彼氏もおらず、当然結婚出産なんて夢のまた夢、

仕事はあるものの、本当にこれがやりたいのか?と疑問を持ちながらも生活のためにタスクをこなす日々。

薄給だが特別不満も無い職場、かと言って夢中になれるわけでもなく、その上老後の資金には不安が募るばかり。

趣味の旅行やカフェ巡りはついに友達と予定が合わなくなり、今では一人で行くことがほとんどだ。

それはそれで楽しいのだが、たまにあれ?と思わなくもない。

 

私って、何のために生きているんだろう?

 

こんな疑問が頭をよぎる。

いや、よぎるのではない。

常に頭の片隅に張り付いている。

 

そんな感情が、生理前の精神の不調時に、より色濃く湧き上がってくるのだ。

そして、

「あぁ、死にたい」

そんな風に、布団の中でうずくまって考えてしまう、これが月1のお決まりのパターン。

 

 

世のアラサーと呼ばれる同世代の皆さんは、

何のために生きていますか?

 

学生時代は同じ学校に通い、同じ勉強をし、同じことに興味を持ち、同じことで笑い合った仲間でも、歳と共にその悩みや人生のあり方はどんどん変わるもの。

そして私のような悩みを抱える人もきっと多く居ると思います。

 

そんな方達と繋がれて、考え方を共有し合い、生きる意味を一緒に考えていけたら、

私にとってそんなに心強いことはありません。

 

そんな場になったらいいな、と、このブログを開設しました。

 

楽しく元気に生きていきたい、ただそれだけなのです。